その眠り方、大丈夫?

もう一度、睡眠について見直してみよう

理想的な睡眠時間

睡眠については個人差が大きく、いろいろな説がある。一般的には6時間半から7時間が理想の睡眠時間とされ、学説的にも最も生産性が高く、幸せで長生きであるという結果が出ている。また日常的に6時間未満や10時間以上の睡眠時間を取っている人は、心臓疾患、脳卒中、糖尿病などの割合も多く、寿命にも影響すると言われている。

また、22時から2時までが睡眠のゴールデンタイムだとよく耳にする。その根拠は、朝日の上がる時間帯に起きるには、逆算すれば22時頃の就寝となる。眠りについて3時間が成長ホルモンが最も活動的で、いろいろな体のケアをしてくれる。人間を動物的観点から見れば、朝日とともに目覚め、日が沈むと共に眠りにつくことは本来的である。朝、太陽光を浴びると脳内にセロトニンが分泌され、その働きが日中の活動に非常に有効だとされているが、朝日を浴びることで、夜の睡眠時には「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌され、寝つきや睡眠の質も良くするというのだ。日々の習慣的ないい睡眠が、自律神経を正常に保ち、免疫力を上げ、集中力を増して仕事や勉強の効率を上げることは容易に推察できる。

アメリカで成功者と言われる人の睡眠習慣を調べたところ、10時前後の就寝・早朝起床で仕事をしている人が多かったそうだ。昔から「早寝早起き」とはよく耳にするところだが、自分の能力を最大限に発揮し、健康で幸せ感のある人生のためには、睡眠の重要性を認識し、自分にあった睡眠習慣を身につけることが、何より重要と言える。